続 うっかり鉄の鉄道風景写真撮影記

ちょっと高いところから国鉄型車両を撮るのが好きな人のブログです。

備中川面の満開の桜並木と、第2高梁川橋りょうを渡る国鉄特急色の381系を撮る!

無事に伯備線より帰還しました。

早速その結果をご覧いただきます。

 

今回の遠征は今回ご覧頂くポイントで晴れた日に満開の桜と共に

国鉄特急色の381系を撮ることだけを考えて行動しておりました。

ただ、その夢を叶えるにはいくつものハードルがあり、

まず桜がなかなか開花してくれず、

とある天気予報サイトによると高梁市にある

他の名所の見頃は4月7日との表記も。

そうなってしまうと、

この編成は4月6日以降は二週間ほど定期列車の運用から

外れてしまうため、

今年6月中旬に特急「やくも」から引退してしまうこともあり、

満開とのコラボは二度と撮れない可能性が高くなってしまいます。

しかし、3日の現地からの情報によればほぼ見頃となった

とのことだったため、

ギリギリまで悩みましたが賭けに出てみることとしました。

ところが4日か5日のどちらかが晴れてくれれば良かったのですが、

一日目は曇り、そして二日目は陽は当たり影は出たものの

背景の空は白いままという残念な結果に。

あとは7日に設定されていた団体臨時列車を残すのみ。

雲量予報はどのサイトを見ても私を安心させてくれるところはなく、

不安や焦りを感じたまま最終日の朝を迎えました。

夜明け前から現地入りして通過する寝台特急普通列車

そして「やくも」を記録しましたが、

頭上には薄雲が広がっていつもと同じことになりそうな予感。

しかし、本番まで一時間を切った頃から風上の空に青空が現れ、

それがどんどんと太陽の方角に向かっていきます。

一時は全開露出になり、

このままの状況ならば最高の一枚が得られそうです。

でもそうは簡単にはいかず、

また白い大きな雲が現れ光線を弱々しくさせたのでした。

いつものように「ぬか喜ばせ」させるだけさせて

終わるのかとまだシャッターも切っていないのに落胆しましたが、

一番影が薄くなったタイミングから一進一退がありながらも

徐々に明るさは回復し、

悪くないタイミングでの本番となりました。

そして嬉しいことに背景はほぼ青空。

最後の最後にどうにか及第点のカットを得ることができました。

 

この立ち位置だけではなく近くには桜と絡めらる素晴らしい撮影地が

いくつもあるのに結局は滞在4日中3日間もここで撮ってしまいました。

結果論からすれば前半戦は他(の撮影地)へ行っても良かったのでは?と

思いますし、

そもそも4月4、5日に仕事を休む必要もなかったとも思います。

しかし、粘ったおかげで延長戦で成果を残せたと思い込んでおります。

悔いはありません。

この後にやってきた定期の特急列車はまた曇ってしまいました。

伯備線(木野山備中川面)

2024/4/7/9:47撮影

GFX100Ⅱ GF45-100mmF4 R LM OIS WR

焦点距離  56mm(35mm換算 44㎜)

ISO 250

 

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