この週末は急遽遠征に出掛けられなくなり、
暇になってしまったため、
キヤノンのミラーレスフラグシップ機の
導入以来とても気になっていた比較を
実施してみましたのでご覧頂ければと思います。
2024年11月に発売されたEOSR1には
キヤノン独自のディープラーニング技術をベースとした
アップスケーリング機能が搭載されました。
これは縦横の画素数を2倍に拡大することにより、
全画素数を元の4倍にする機能です。
このカメラは2400万画素センサー機ですので、
アップスケーリングすることにより
9600万画素の写真が得られるようになるわけです。
たまたま鉄道風景写真で主に使用している
1億200万画素センサーを搭載のGFX100Ⅱと
近い画素数となることから、
両機の解像度を比べるとどちらが良いのだろう?という
素朴な疑問を抱いたため、
簡単にではありますが実験してみることとしました。
なお、もちろんこの対決にはレンズの性能も
関わってくると思いますので、
使用機材も記入しておきます。
GFX100Ⅱ GF250F4 + 1.4×テレコンバーター
EOSR1 RF100-500F4.5-7.1
以上となります。
せめてフルサイズ換算200mmくらいに
しておけば良かったのに、
何故に350mmもの、しかもGFXにはテレコンまで
装着して超望遠で比較してしまったのか
自分のことながら理解に苦しみますが、
そこは敢えてスルーして頂くこととして、
早速写真をアップしてみましょう。
まずご覧いただくのは元画像です。
どちらも元のサイズではアップできないので
横幅を1200ピクセルにリサイズしております。
1枚目がGFXで2枚目がR1となります。
なお、厳密に試験したわけではないので、
色味や微妙な構図の違いがあることを
ご了承願います。


この元画像からピントを合わせてある
緑色のタンク車の右隣に停車している機関車の
ナンバープレートと連結器の部分を
100%の等倍で切り出してみたのが下記となります。
先ほどと同様に上がGFXで下がR1ですが、
これらにプラスしてR1の未アップスケーリングの写真も
参考として3枚目にアップしております。
なお、これ以降も同じ順番となります。
まずはナンバープレートから。



続いて連結器部分です。



以上となります。
如何でしょうか。
個人的な感想としてはブログに貼り付けた
自動的にリサイズされてしまう写真で
どこまで伝わるか分かりませんが、
しっかりと解像しているGFXに対して
EOSR1のアップスケーリング済みの写真も
よく見ればチェーンやライトの部分が
解像しきれていないようにも見えますが、
鉄道車両であれば違和感がないどころか、
等倍でこの程度の違いですから、
なかなか頑張っているようにも思います。
当機能がAIを使用した撮影後の処理ということで
気持ち的に引っ掛かるところはありますが、
GFXでは諦めていた日没後等の悪条件での
高画素撮影において、
緊急避難的に使えるのではないかとも感じました。
現在この機能を利用するには、
DPPで使用する場合は有償プランへの加入か、
当機能を搭載した機材を使用して
カメラ内で処理しなければならないそうです。
また、JPEGとHEIFのデータのみで
RAWには対応していない等の足枷もありますが、
今後が楽しみな機能ではないでしょうか。
R1ですらここまでパッと見はキレイになるのですから、
1億7900万画素に出来てしまうEOSR5 MarkⅡは
より凄いことになっているのでしょう。
こちらも機会があれば試してみたいところです。
また気が向いたら次回はもう少し短いレンズを使用したり、
違いがもっとハッキリと出そうな風景も絡む鉄道俯瞰撮影で
比較してみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。